トップニュース【アーカイブ】「働き方改革!テレワーク導入と課題解決に向けて」」中本英樹氏(一般社団法人日本テレワーク協会)

【アーカイブ】「働き方改革!テレワーク導入と課題解決に向けて」」中本英樹氏(一般社団法人日本テレワーク協会)

女性活躍法とテレワークのこと

今日、ホテルに泊まって徳島新聞を見て、6ページの企業欄のとこに従業員301人以上、行動計画公表義務化というのが新聞に書かれています。女性活躍法が施行され、301人以上の企業の方は行動目標を決めなきゃいけないということが義務づけられたということです。 県内でいうと54の企業さんが対象となりますということを書いてあります。
当然54の企業さまが、女性活躍のため、ここで言うと管理職の比率を増やさないといけないと書いてあります。ただ、残念ながらこのコメントが、まず女性にキャリアアップ意識をしっかりともってもらいたい、活躍につなげるような環境を整えていきたいという書き方をしています。
教員の世界でいうと学校法人の担当者がすでにもう女性がいっぱいいると、だから何を目標にしていいのか分からないという書き方をしています。実はうちのパートナーは先生です。先生の世界、ほんとに女性多いです。どういうことをやっているかと言うと、昔からテストの採点、全部家なんです。時間外なんかなくて、あの世界実は時間外がない世界で時間外分をもともと手当てとして与えてるということで、夜もずっと仕事をしている。こういうのが当たり前になっているんです。
世の中で色々やって、色々うまくやっているように思っているのだけども、実際はどうもなんか無理して、誰かがしわ寄せをくってる、そんな状態なのかなと私は認識しています。
なにかというと、たとえば女性の活躍の目標を決めました、で、女性がいっぱいいるから何をしていいのか分からないではないんです。たとえばその時間というのが管理者の人に見えればいい。何時間やってる、あの人ちょっと働きすぎだねって見えればいい。これ実は全部出来るんですね。データを見るんですから、ネットワークを使ってますから何分間見てるって分かるんです。
これからお話しするテレワークというのは、手段なんです。ただのツールでしかありません。テレワークしたから幸せになる人は、もしかしたら私テレワーク協会の人間だけかもしれません。そうではなくて、やりたいことっていうのが皆さんあるわけですね。これから少し話していくのは、たとえば企業が成長する、自治体が成長する、個人が成長する ためにテレワークという手法を使って、どうやって皆さんが幸せになっていくか、そういう意味では課題をどう解決していくか、これについて少しお話をしていきたいというふうに思っております。

テレワークって何?

入門編ということで、少しテレワークってなあにみたいなこういうことをお話をしたいと思っています。 具体的にどうしていいのか、ここはちょっと難しくなるので簡単にプロセストを触れたいと思います。
ぼくらの子供のとき、大学生のときにゲーム機がでて、このゲーム機は家でしか出来ない、当然64とかは家でしか出来ない。 今は当然のように外に持ち出せています。携帯、スマートフォンでやっています。場所とか時間にとらわれずにゲームできている。やったことないんですけど、モンスターストライク、こんなのはできているのかなと。
もう1つ、スマートフォンや携帯を利用した、時間や場所にとらわれないコミュニケーション。
メールをしてる方、どのくらいいらっしゃいますか?多分これ全員に近いんだと思っています。プライベートの世界というのは、そういう意味では非常に携帯とかスマートフォンが入って、どうもうまくコミュニケーションも変えてるし、遊び方も変わっている、そんな気がしています。 ところがいきなり、言葉をちょっと変えますが、情報通信、スマホや携帯、パソコンなどを使って場所や時間にとらわれない柔軟な働き方をしている人?う~ん、なるほど。 おそらく、これがテレワーク。携帯とかで遊んでいたりコミュニケーションしてること、このことを実は仕事に 置き換えてみるともしかしたら色んな可能性があるんじゃないかな、そんな風に考えていただければというふうに思っています。

御茶ノ水のオフィスにつないでみる

こう言ってても、先ほど参加型と申しあげたので、具体的にやってみたいと思います。
何かというとこれ日本テレワーク協会はお茶ノ水にあります。 今テレワーク実証センター、徳島の方に寄せていただいてます。 今ここにあるのはipadという端末です。ios、iphoneとかと一緒です。 一方で皆さんだいたい職場で使われているのは、windowsの端末をお使いになってらっしゃると思います。
iosとwindowsってなかなか情報が一緒にとれないところがあります。これは今、何をしているかというと、お茶の水の私のパソコンを起動しました。 起動して、その画面が今ここにきています。
何かというと会社にありますサーバー、情報を一緒にみなさんで使っているものです。それが今ここで見えるようになっています。
もうちょっと実感してもらうために、ちょっと今参加者の名簿を見させていただくと、割と今日行政の方もいらっしゃると、多いとお聞きしました。ある資料があって、後でお渡ししますけど、今日の講演で必要だなと7分ぐらい前に分かりました。 今の仕組みを使って、サーバーにある佐賀県は割りと進んでる県なので、そのデータを今ここの徳島の方にメールで送りました。印刷をして皆さんにお渡しするようにします。
これがテレワークなんですね。その場その場で色んな状況が変わると思います。そのかわる状況に対してうまく対応できるか。 今この例でいいますと、windowsの端末にたいして、画面をこちらに転送して、操作してメールを送る。サーバーも含めて共有できる。 こういう仕組み自体が、割合と簡単にこの端末だけあればできる。こんなような世の中になっている。 ちょっと皆さんそういう意味では頭の中をクリアにしていただいて、テレワークってすごい遠いものではなく、わりあいと近くのものだというのを思っていただければと思います。

テレワークの分類

さきほど、ゲームとかメール、皆さん使っていました。実際にここ数十五年、情報をとる量っていうのが1500倍にも伸びているんです。 皆さん方が、昔15年前は極端に言ったら、この新聞を読んで、何があったってことを把握するわけです。 ところが、今はメールとかでどんどんどんどん情報入ってるわけです。もう1500倍になっている。プライベートはどんどん使ってる。でも、ちょっと仕事でなんか結局会社行ってパソコン打つというのは実は変わっていない。実はそういうことをヒントに変えるということを少しお話をしていきたいと思ってます。
さきほど言いましたようにテレワークっていうのはICTの技術、家にありますブロードバンド回線、会社も回線があります。こういったものを使って、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方をしましょう。
これがテレワーク。テレが離れた所、ワークが仕事ですから。今日は2つお話をしたいと思っています。
働いてる方々は、企業に勤めらっしゃる方と企業に勤めてらっしゃらない方、この2つがあります。
先ほどのお話でもありましたけど、雇用型と自営型こういう言い方します。企業に入ってる、フリーランス、双方という言葉がでましたが、そういうどこに属してるかという区分です。 今度は場所の区分というのがあります。 大きく、場所と働く、場所と就業形態でやり方なり考え方が違う。
もう1つありますのは、テレワークといのは家でやったりサテライトオフィスでやるという、少し場所でやるという。 もう1つはモバイルワーク、動きながらやる、この大きな2つの区分がある。
働き方で2つの区分、やり方で2つの区分がある。 このことを頭の片隅においていただいて、お話を聞いていただくと分かりやすいというふうに思います。

メールと電話。テレワーク。

皆さんの中で、さきほどテレワークをやられてる方もいらっしゃいましたけど、こういう質問をしてみました。 メールと電話さえあれば、オフィスに出勤しなくても仕事できますか?という質問をしてみました。
たとえば、メール、週の1回ぐらいはしなくてもいいかな?という方?どのぐらいいらっしゃいますか?あんまいないですか。私どもの調査、18000の方々に対して調査をしました。 ほんとに必要な時だけ行けばいいよ、極端な言い方あまり行かなくていいよという方が実は2割もいるんですね。
1日だけ、先ほど週1日程度も含めても、半分の方が実はメールぐらいあれば出来るという言い方をしています。 おそらく、携帯であるとメールの添付、ファイルは見えないかもしれない。でも、スマホであればですねメールに添付したパワーポイント、PDFのファイルはおそらく見えます。
その後、ある会場に行かなきゃいけない、その時はスマホでピッと調べるとその会場までのアクセスがでてきます。
メールと電話ちょっとあればできるよねとこういう意識の方がすでに半分ぐらいいらっしゃるということです。

テレワークの数

じゃあ、これに対して実態はどうなってますか。オフィス以外で仕事をチェックする人がどのぐらい増えたか、3年前よりどのぐらい増えたかという意味ではやや増えたという方が2割ぐらい。2.3年前から比べると、メールを使って働けるなというかたが2割ぐらい増えている。
この方々の中で実際に在宅勤務をしてる人はどのぐらいですかということ聞いています。これが実は悲しいかな、現在在宅勤務をしている、週1回程度を含めて在宅勤務をしているといのは全国でいうと9%ぐらい。かつてしたことがある人が5.2%ぐらい。このぐらいの方々が在宅勤務をした経験がある。
さきほど半分ぐらいの人は出来ると言っている、そういうように自分たちは仕事をやっている人たちはそう思っているんだけども、この間が制度がついていっていなかったりして、結局として実現できていない数字になっています。

たとえば男女の女性活躍法、管理職比率をあげましょう。じゃあ、女性は育児の時仕事をどうしますか。
その選択肢でこのテレワークを出すとここの比率がすでにできるという人を含めれば半数の方々が出来ている。 そういう環境を企業さん行政の皆様が整えていただくことが必要なのかなというふうに思っています。
そういう意味ではやりたい人が6割近くでてきている。このギャップをどうやってうめますか。これが今求められているのかなと。

テレワークの効果

テレワークが与える効果っていうのを、いくつかの側面でみたいと思います。
今企業側の経課題として、いろんな事が問題になっています。なかなか成長しない、なかなか計画しなきゃいけない、生産性をあげなきゃいけない、BCP対策。
一番端的な例で言うと、先日の東京で大雪が降りました。みんな会社に行くのに必死になってですね、会社に行くのに4時間かかりましたみたいなこんなことがありました。
こういうときうちの協会はもうメンバー全部、在宅勤務ができる状態ですので、メール1本でみんな今日は雪なので在宅勤務をしますとメールをとばします。
すっと開いて、みんながそれぞれの仕事ができる。 ところがいけなかった企業さんはその時間会社が動かないわけです。すごい豊かな企業さんは前の日からホテルをとって泊まらせたかもしれません。でも、すごいコストが生じます。
そういう意味ではBCP、ビジネスをコンテニュー続けるプロセスを続けるっていうBCP対策という言い方をしているんですけど、企業をずっと継続して運営していく。
あとで佐賀県の例をだしますけど、佐賀県はインフルエンザで数年前に問題になりました。パンデミック、みんな出れなくなっちゃうんじゃないか。これがとっかかりで実は佐賀県は始めてるんです。BCP対策として、みんな来れない。アメリカのワシントンなんか大雪になります。今もすごい大雪この間までなっていました。毎年だいたい大雪になるんですね。 でも、政府の仕事が動くんですねアメリカは。なぜかというとテレワーク在宅勤務が当たり前になっているので、なんの問題もなく動いている。

育児と介護と環境問題

こういう企業側の経営課題というのをとける要素があります。実は経営者、企業を支えているのは個人、就業者です。この就業者の方々が、さきほど言ったようにどうもしわ寄せくわってることがを多いのではないか。そういう意味で本当はもう少し働き方をかえたい。
直近の課題でいうと育児とか介護。 実は育児というのはあるときすっと起きる。うちは子どもが3人いるので1回2回あって、12年後にポコっともう1回育児がありましたけども。介護というのはですね、これ本音で言うといつまでか分からないんですね。しかも終わることを望むべくことではない。そういう意味では非常に直近の課題として、これから増えてくる課題だという。
特に多いのは核家族というのを選択した世代の方々は、奥様が旦那さんがずっと働いてきました、退職をした旦那さん介護をしなくちゃいけない。親の介護をします。旦那さんの介護を奥様がするかというと、いや、あなたやってねと簡単にいなされます。なぜかというと自分もいるから。 今まで仕事というのはどっちかがやって、どっちかが稼いでくればよかったんです。 介護は実は男も女も同じように親を2人ずつもっているので生じてくるんですね。 これがちょうど50代の方々にどうもどんどんどんどんきている。介護の負担がきている。
介護離職は現実的にあって、そういう意味では今あべさんがやってる介護離職0っていうのが非常に大きい話だと思いますけど、介護を防ぐ手立てとして仕事を継続する。先ほど企業が継続すると言いました。人間も仕事を継続しつづけられるかどうか。 育児中でも介護中でも仕事を継続し続けられるかどうか、これがテレワークの大きな効果だと思っています。

その結果どういうことが起きるかというと、今なんか人間が減っていく、どうしましょういうような問題。
子どもが少なくなる、人が少なくなる、だから今まで働いてなかった人が働く。働く時間を少しでも作っていく。

どこでも働けますから、東京でなくてもいいんです。地方の衰退、まさに地域創生の1つの大きな課題の転換なんです。
実は1つ大きな問題、環境問題。たとえばオフィスの集まってために、電車をがんがん走らせ、車をばんばん走らせ、そんな必要がなくなるかもしれない。こんなような社会問題の解決にもなるかなと。

2020年東京オリンピック

1つちょっと面白い話をします。 2020年のオリンピックがあります。リオデジャネイロ。東京も、本当に毎日通っていて、すごく心配です。 コンパクトな開催にしてるのであの地域に選手団がいっぱいきて朝みんなだいたい体調をととのえて早く会場にいくわけです。午後であっても午前中にその会場にいきたい。まさに通勤時間と一緒の時間になるんです。
これ、どういうことかというと、東京においてなにも物が動かなくなる可能性があります。これ社会問題そのものなんです。
今配っているのはさきほど言ったちょっとやろう思っての資料です。
そういう意味ではロンドンオリンピックのとき、ロンドン市民の方々に在宅勤務をすすめました。結果としてどうもうまくいったというのがとらえられています。
日本のオリンピックに向けて、2020年にむけて、もしかしたら大きな運動論としてなる可能性があると思っています。通わなくてもいいという、そういう環境ができる。1回通わなくてもいいと分かれば、このときに通わなきゃいいですね。

テレワークの導入

もう少しちょっと噛み砕いていいます。 育児が在宅勤務テレワークに非常に必要だよとずっと皆さん言って、わかりやすいねと言っていました。
何を言ってるかというと、すごくきつい表現をすると、女性の人は働いて働き続け、そして育児もしてください。違うんです。介護、さきほど言った男性もやらなきゃいけないんです。 さきほど言いましようにオリンピックになったら男性もやらなきゃいけないんです。主語を少し変えないといけないんです。
女性のため女性の育児の為に導入します。これは導入としてはいい。ところが本質は男も女も働く人がみんなやれる状態にする。そして結果として育児も男性はできるし、当たり前に介護もする。こういうようなことに備える、こういうことに対してテレワークが効果があるのかなというふうに思っています。

1つあるのはオフィスの問題があります。東京なんかすごくオフィスコストが高いので、リコーさんはテレワークの中のモバイルワーク、営業マンの方々にテレワークを推進しました。
みんなipadを持ってお客さんのデータ全部ここに入っています。やり取りをします。正確に言います。ここに入っているというか先ほど言ったように覗き込みをする、ですから落としてもお客さんの問題全く無い。そういう状態作りました。
どういうことがおきたかというと社員の方、直帰する。 オフィスをフリーアドレスといって、みんな共通の机にするんです。
オフィスを30%カットしました。それだけで年間ですごいコストが浮くんです。東京で言うと。設備を備える必要がないんです。 7割ぐらいあれば、みんな直で直帰しちゃうんで、みんなでオフィス一緒に使う。このようなコスト削減、直行直帰。

もう1つあるのは営業マンの方が現場に行って、さきほど私みたいに営業してて「分かりました。資料帰って送ります」。会社に帰ってメール1本打って帰って、飲みに行く。 どういうことかというと帰ってきますから、そこで残業代発生するんです。飲みにいくので、飲み代も発生する。2つのコストが発生するわけですけど、直帰すると、残業代なくて、その場でお客さんに「じゃあこれから今メールで送ります」ってメールを送る。 やりかた色々あります。もしかしたらセンターに行って送ってるかもしれない。 少なくとも、直で直帰とか残業代のコスト、移動のスタンなどが減っていく、こういうような効果があるというところ。 さきほどあった、インフルエンザみたいな、パンデミックが起きても大丈夫だよという、こういうような流れがあります。

よく言うんですけど、生産性はどうでしょうという話があります。生産性については最初はどうしてもなかなか慣れないところがあります。ただ、やり始めるとかなり時間的余裕がでてきます。集中度も高まります。効率も結果としてあがるというデータも出ている。

障害者とテレワーク

あと1つ障害者の方々。あとでお話しますが、地方に行けばいくほど交通難民が発生しているということをこの間聞きました。 東京ってやっぱり、電車もありますし、今は全部エレベーターとかきちんと設置をされているので車椅子の方もわりあいと通おうと思えばできるようなところまで完備をされつつあります。
一方、地方というのは、それがなくて車でないと移動できない。障害者の方ってなかなかそういうところ、身体不自由もいますし、精神方もいますし。そういう方々に対して、家でも働く、週に1回ぐらいどうにか来て欲しい、でもそのほかは在宅勤務で雇用する。
今、ご存知のように法定雇用率が出ています、義務化されています。企業の中で、そういうような仕事をそういう方々ができる、これは当然他の方々もそういう仕事を出来る状態ができるという障害者の方々にたいしての雇用を維持できるテレワークの1つの手法と思っています。
これはもうこの間の調査の中ででてます。非常に満足している人が8割以上の方々がいらっしゃるようになっています。
メリットで言うと、時間のやりくりがうまくいった。全国の調査なんですが、東京が通勤時間の無駄、ストレス開放され、効率的に仕事が出来るようになったという、数字も出ています。
こういうような数字をいろんなとこで使われている。 先ほど言った、人口減少、現実的なことでどうしていきますかというところでテレワークの活用が必要と思っています。

テレワークの導入事例

ほんとなの?ちゃんとやってるところあるのってことで、具体的な例をいくつかお話をしたい。
あんまりでかい企業ばっかりだとちょっと問題なんで、従業員25人の企業さんです。向洋電機土木さんという中小の企業さんです。 何かというと在宅勤務を非常に進めている企業さんです。
もともと大企業に勤めていた、働き方を疑問にもった方がこの企業にいって在宅勤務を勧めました。 結果とするとコスト削減とか色々あるんですけど。 横沢さんって方が勧めてる方なんですけど、この方に色々話を聞きました。
在宅勤務に全く自分が関係ないという社員さんがいました。 この社員さんがテレワーク、在宅勤務を勧めているんだけど自分は関係ない関係ないと言っていた。自分は実は専業主婦の方がいるから自分関係ないよと言っていた。
子どもが生まれたときに、奥さんがやはり側にいてあげたいということがあって、それを在宅勤務で初めて実感をした。
育児があってこうしなきゃいけないとかそういう問題ではなくて、その時その時生じた状に対してうまく適応する、こんなことの1つの中小企業の事例です。

日設さんという企業さんで、さきほど言ったモバイルワークを主としてやってるところです。さきほど言った、直で直帰をします。具体的にいうと費用の削減が出来ています。 時間外であるとかまあそういうことができている。
この企業さんの事例として面白いのが、ちょっと怪我の絵をだしてますけど、中小企業様において経理の担当者の方って多分1人ぐらい、まあ先端100人ぐらいもしかしたら1、2人いるかもしれません。非常に少ない人数で専門的なことをやられてます。
この会社さんも営業の方で在宅勤務のシステムをいれてました。経理の人はこんな金無駄だよって、コストが削減されてるからいいやって言って自分は使えませんでした。
2月にスキーに行って怪我をしました。株式会社ですから決算しなきゃいけない、3月末の決算。その方しかできない。 どこにデータあるんだ。会社のサーバーにしかないです。
電話で指示して、あそこのあそこ、それ絶対分からないです。 派遣の方がいらっしゃったので、指示をすればできるかもしれない、でもやっぱり分からない。
結果としてさきほどのシステム、じゃあこれ使ったらどうといってやりました、結果として決算をどうにかうまく乗り切った。 それはサーバーの中にある会社のデータですから、非常に重要なデータなわけですね、こんなの普段持ち歩けるわけではない。それを入院中、自宅に帰ってやった、この時もうまくいった。こんなような話があったということでございます。

一方、ちょっとこういう仕事をしてるので地方に行くことが多いのでいつもANA使ってて乗ったときにですね、全日空さんは今ipadにすべての情報をいれています。 グッドラックってあったじゃないですか。パイロットこんなでっかいかばん持ってたり、CAさんも大きなかばん、あれ何かというとマニュアルなんです。このマニュアルを年間、何千枚と入れ替えるそうです。 膨大なコストがかかっています。これをぜんぶ情報ipadにして、そうするとデータを交換するコストが削減されます、それから瞬時にかわりますからすぐに情報がかわります。こんな利用がってをしていて私どもでも表彰させていただく企業さんになっています。

ところが、おもしろいのは、この間飛行機に乗って、飛行機に乗ると翼があって、非常ドアがあります。非常ドアの席にすわって、日本の航空会社は日本人に限られていて、なぜかというと、脱出の手助けをしなきゃいけない。CAさんがあそこにすわると、必ず来ていざとなったら手伝ってくださいということを話されます。座って、飛行機おりようかと思ったときに、座ったとこに前にトイレがあって壁があって紙がはってある、付箋紙が。付箋紙が張ってあって、この付箋紙なんですか?ってCAさんにきいたら、そのぼくらに説明したかをどうかをABCの席順に書いてあってチェックしてあるんですね。 こういうふうにどんどん情報は、一方で残さなきゃいけない、目視で確認するとこは紙でやってるんです。

何をいってるかとい うと、みんなデータやっちゃえばいいじゃないってぼくは全然言いません。むしろどれができて、どれができてないか分けていただいたほうがいい。
テレワークってさきほど申しあげた手段でしかない、一部でしかない。その例としてこれは全部できますよというと拒否反応示す人がいっぱいでてきます。
そうじゃなくて、出来ること出来ないことがある。 そんなような事例の1つとして、モバイルワークの主としてこんな例として話をさせていただきました。

これはNTTの子会社で障害者を雇用している会社さんです。全国にいろんな障害を持った方がいらっしゃるので、こういった全国に社員をもっていて、この方々が在宅勤務で働いていらっしゃいます。 TV会議をつかうとかいうような、こんなことをしながらコミニュケーションきちんととりながらやっている例です。 何をしているかというと、Web製作とかNTTグループなんでいくらでもどこでも見えるわけですから、どこでも実は開発できるんですね。そういうような会社さんの例として出させていただきました。

これが最近ちょっと流行のカルビーさんです。もしかしてTVで松本会長というのがいくつか発言されているのをご覧になっているかもしれません。すばらしい方で色々変えようとしようとしている方でいらっしゃいます。 この間、うちのトップフォーラムがあって、その時来ていただいてお話をしていただいたんですけど、すごいと思ったのはさきほどの女性の活用法で、女性の比率を上げるという管理職比率をあげると、カルビーさんは、松本さんが半分にすると宣言して、半分にする今取り組みをしています。
何をしたかというと、最初に営業の執行役員になった女性にたいして、その方育児をしていたんですね、松本さんは「お前は4時に帰れ。」それが最大のあなたの仕事だというふうにいったそうです。1年たった、ずっと守ってるそうです。
営業の執行役員、初めて女性の営業の執行役員になった方が、テレワークをしていることを当然のようにしている、在宅勤務なり、モバイルワークをすることを当然のようにして、そういうことする、そういう改革をしている企業さんです。
なぜ、カルビーさんかというと、お菓子食べるのは多分半分以上女性なんですね。だから女性の気持ちが分からなかったら企業は成長できないということが分かってるんですね、会長さんは。 男が男の中でなんかどんな商品しようかなそんなこと考えてもダメなんですね。その役員さんのかたは、たとえば学校の役員やりたい、自治会の役員やりたい、そうすると皆さんの声、当然のように聞こえるわけですね。そういう時代になってる、そういう時代になってるのに、企業は残念ながらまだまだなかなか在宅勤務 が進まない。

スモールスタートする

こういうような例が、ここもう1つおもしろいとこは、フリーアドレスを取り入れています。どういうことしてるかというと、前は赤羽に本社があって、4階建ての建物だった、それを東京の駅前のビルに引っ越して、何をしたかというとワンフロア化しますということをしたそうです。
ワンフロアにして朝来ると自分の席を決めるっていうルールがあります。ルーレットで決めて朝自分が行く席がそのときに決まります。でどういうことがおきるかというと、1つはまず座って、はじめましてとか、何されてるんですか?そうするとお互いの仕事が分かるんですね。仕事、前こうで後こうってどんどん分かってくる。で、じゃあ昼飯でもいきましょうみたいな、昼飯に行く。まず、そういう会社内の風通しが非常に良くなるっていう効果があります。
もう1つは、その人はどこの席にいてもいいんですから、家にいてもいいです。 残念ながら日本の企業、大企業も含め、申し訳ないですけど役所も含めて、課長が窓際に座って、「おい」と言うと「はい」とみんな振り向いて。もちろん人徳のある方とない方とで色々違うかもしれません。でも、こう少なくとも座って、「おい」と言うとなんとなく、課長が動くとみんな何かあったぞみたいな雰囲気なんですね。

そうじゃなくて、もう少し改革をするとすると、先ほど申し上げましたように情報っていうのはみんなどこでも取れるんですね。じゃあ、たとえばフリーアドレスからはじめましょう。たとえばさきほどあったようなモバイルワークからはじめましょう。モバイルワークは かなり生産性があがります。これ分かりやすく佐賀県さんの例も書いてありますけど、非常に数が上がっています。テレワーク推進県として、徳島と2トップでいっているということで、谷口課長よろしいでしょうか?あの2トップです。ちょっと抜きんでてるのが佐賀県さんになっています。
1ページにあるように、先ほど申し上げた新型インフルエンザというものがあって、なんかちょっと考えなきゃいけないよというのは手始めになっています。 分かりやすく言うと2ページのとこに、どういうふうに大きく拡大していったたかというように事を書いてあります。これはあとでも話しますけど、まずスモールスタートにして欲しいと思っています。大きくしちゃうとですね、失敗します。 みんなやるぞって言うと失敗します。ただルール上は全員がやることをめざすということはまず目標にしましょう、して欲しいです。最初はスモールスタートにする。そういう意味ではまずできる所からやるというこれはそういう形でやっています。
特に13年度ぐらいにありますようにモバイルワークという のを推進するipadを入れる、これで随分変わります。 何かというと県の資料なんかで現場にいって写真とって、また帰ってきてみたいな、まさに現場いってカシャカシャとってやる。こんなような生産性を上げる、こういうことをどんどん取り組まれています。 結果については、めくっていただいて4ぺージのとこですね。いわゆるその場で解決してしまう。それから報告がどんなに迅速化したか。それから事務作業どのくらい効率的になったか。職員の方がどのくらい生産性、ワークライフバランスが良くなったか、そんな数字が具体的に出ています。
こういったもの、ぜひですね、みなさんの会社、自治体さんもこういう数字を上の方へどんどんあげていただいて、現実的にこんなことが起こっている、ということを言っていただきたいというふうに思っています。

データの取り扱い

1つちょっと、こんな話、あとで最後話しますけど、じゃあそんなこと県ってだって機密なデータって県民のデータってダメよっていうのがあります。ですけどさきほど申しましたように、実はこれデータを見てるだけなので、このデータっていうのは、さきほど私メールで送ったといいましたけど、私のこの端末からは印刷できないんですね。見えるんですけど印刷できません。 そういう機能があります。ですからセキュリティーに対しても、非常にモバイルというのは高くなっています。
もうちょっとリアルに言います。顧客情報、よく落としちゃったとか色んな話あります。USB落としちゃったとかですね、パソコンなんかしちゃったみたいなのがあります。 実はモバイルあんまりないんですね。なんでないのか。 別 に僕もパートナーにやましいことはないんですけど、スマートフォンは少なくともロックがかかっています。閉じると僕以外分からない。おそらく皆さん、携帯や何なりそれなりにセキュリティーをかけられてると思います。携帯電話すると、使えなくしてとなると使えなくなる。モバイルのセキュリティーすごく高いんですね。 モバイルのセキュリティー自分で持ってるのに、自分の情報を守ろうという、気持ちがあるので、自分の端末でやってるかぎり、すごい高いセキュリティーがあります。
どういうことかというと、モバイルでセキュリティーが保てるなら、これを家でやってるのが在宅勤務ですから、家でやっても全く問題ない。こんなように考えていただければなというふうに思います。

国の取り組み

ちょっと長々と、事例等でいくつかの会社さんをご紹介させていただきました。 国の動きというのを、お休みのときに流させていただきます。
安部さんがテレワークという言葉を使って、実は前の政権のときつかったんですね。自民党から民主党にかわる前のときも安部さんは使いました。 なぜかというと安部さん、テレワークというよくキーワードとしていいなと思ってる。テレワークって言っても誰も分からない。それから官僚も一部の人しか分からない。こういう状態でした。
安部さんになってから、雇用型の在宅のテレワーカーというのを10%以上にするよう、する企業を3倍にするよういう重要なKPIというのを設定をしています。
これはさきほどもうしあげましたように手段なので、これがいったからといって誰も幸せにならないんです。ここにあるような社会進出、少子高齢化社会の労力、男性の育児参加、仕事と介護の両立、こういった目的の為にこれを作ろうじゃないか。これ全く一緒ですよね。
女性が活躍するために管理職比率を高めるだけではなくて、管理職比率を高めてもなんの意味もないわけです。ですから目的と手段を少しかきかえてはいけなくてテレワークはあくまで、プロセスの管理、こういうふうになれば、こういうことが楽になるでしょう、こういうふうなものだというふうにお考えいただければと思います。

現実的に高石さんが、今すごくのっています。のってるという表現は失礼かもしれませんけど、何かというとテレワークできれば、うちの会長も高石さんとお話をさせていただいたと。この間のときもちょっと政務で来れなかったんですけど、うちのフォーラム等にきていただいて、テレワークにいうのに非常に力をいれられていただいていらっしゃいます。 あとででますけども、ふるさとテレワークもでます。 文科省、財務省も実は結構やってたりします。 実は税務署はどうもやってるという事を聞いています。税務官の人がモバイルワークで色んなデータをやり取りしているとこんなこともあるということを聞いています。 経済団体も色んな形でやりましょうと言う話もしています。 なんとなくこれで50分ぐらいしゃべりました。

自営型テレワーク、クラウドソーシング

ちょっと休憩の前に、簡単に自営型についてちょっと話をしたいと思います。 多分自治体の方からすると、女性が働く、午後のキャリマムの堤さんの話等を含めて、そういうことになると思います。
その中で1つ大きな流れがあって、クラウドソーシングっていう流れがあります。今までずっと話してきたなかの、大前提はたとえばこのマニュアル、全日空のマニュアルが電子化されますっていうのは、これはネット上で扱えるデータになってる、ワードの文章なりなんなりになってるということです。 ということは、その文章は誰でもできます。誰でも作れます。社員でも作れます。社員じゃない方でも作れます。企業の中で実は今アウトソーシングという市場自体は非常に大きな市場となっています。 3.5 兆円も実は外に出してる仕事です。実はこの倍ぐらい情報のシステムでいうと倍ぐらいに市場があるんですけど、非常に大きな市場が企業は外にだしています。アウトソーシングしてます。
仕事をする方ってすでに在宅ワーカー、家で仕事をする方、全国でいうと120万ぐらいいて、機会があればやりたいなって人が600万人もいる。こういうような状態になっています。

その中で、クラウドソーシングっていうのは、インターネットを使って、企業が仕事を発注して、それを受けるという仕組みになっています。 1つだけクラウドって普通少しICTを分かったり、クラウドってネットワークね。 このクラウドはLじゃなくてRです。群集です。群集がソーシング、アウトソーシング解決するとうこいう言葉になっています。 みなさん色んな人たち、世の中にいる人たちが色んな問題解決をしますよっていうのがクラウドソーシングです。

たとえばWeb製作お願いします、翻訳お願いします、データ処理お願いしますとこういうことを言います。 ここでちょっと1回待ってよということがあります。何かというと昔ながらの事ちょっと言います。主婦の方どうぞ働きませんか?データ入力しませんか?まずは講座を受けて下さい、5万円の講座受けて下さい。 じゃあ。仕事して下さい、給料お支払いします。さようなら。 なんかそんなイメージっていうのが実はほんの一部の例ですけども、現実的にあったのもあります。
こちらの方、凄く弱い立場なんです。仕事をうける立場が。このクラウドソーシングがいま少し伸びているというのは、この方真ん中にあるクラウドソーシングの事業者の方がいらっしゃいます。具体的に言うと、ネットを使った中で、クラウドソーシング事業者って方がいらっしゃいます。この方何をしているかというと、発注をした段階で、企業はお金を払います。エスクロウって仕組みなんです。終わったらワーカーさんにお渡しをする。
ワーカーさんからすると、たとえば大企業であればまあ仕事をしても大丈夫だなと思います。名も無い企業、え~と思ってします。ところがお金が担保されているわけですね。ということはこれ実は使ってる方、かなり中小企業が多いんですね。中小企業の方々からするとなかなか依頼してもうちの名前じゃこないよねというのを、いうこういうネットワークの中でやっているので、ワーカーさんの方々は自分の得意分野があれば、その報酬さえ見合えば、それに対して応じることができる。 そういう仕組みが今できていて、この市場が伸びるかなということを今言われています。
中小企業にとっては色々、人材活用、営業力、コスト削減こんなことが図れるというふうに言われている、あとは午後の中でキャリマムさんもお話をするかなと思っています。

休憩の前に、今回私どもテレワーク協会でそうい中小企業の方々にとってアウトソーシングをする、地方としてクラウドソーシングどうですかというのの事例集を作らさせていただきました。もし、自治体の方多いのであれば、振興課のかたにぜひ渡していただければと思っています。
なにかというと地方の方の企業さんて、なかなかそのなんかデザインをしたり、なんかHP作りたい、なにか色んなアイデアがないかなといっても、なかなか求められないとこがあります。それについてクラウドソーシングが解決の手法として役立つかなと思っています。
これ、開いてもらうと実は2つの表紙になっています。 こっちの表紙が経営者側から見て欲しい表紙です。1ページ開いてもらうとクラウドソーシングって簡単に書いて、こんなこと解決できますよ、もう1枚開いていただくと、具体的な事例としてこんなようなことができますようなみたいな事が具体的に書いています。その具体的事例が真ん中に8事例に載っています。
一方、こっち側の面はですね、ちょっとITが詳しい方、たとえば商工会議所の方、1回クラウドソーシング勉強していただいて、指導者になっていただいたときに指導者側が読むページになってます。 クラウドソーシングちょっと詳しめに書いています。 オープンイノベーションなんて言葉書いてます。 これ、ちょっとキーワードとして覚えていただきたい。オープンイノベーションって何かというとですね、みなさんなんか調べ物するときに、ウィキペディアを使ったことがある人?多分ほとんどの方だと思います。ウィキペディアって誰が書いてるかって言うと、先をいってるクラウドの方々が書いてるんですね。あれクラウドソーシングなんです。 要はみんな持っている知恵を、みんなで使おうじゃないか。実は人間ってそういう心があるんですよね。まあ、知ってる人が色々知らせたいっていうのもあるかもしれません。クラウドみんなが持ってる知恵を色んな形で使う、これが実は企業だったり、仕事だったり、会社だったり、県だったり、自治体だったりするわけです。 みんなが持ってる知恵をうまく使う。それをもう1回原点に帰ってみると、ウィキペディアって実は無料でやってるので最近、寄付を求められていますけども、あれがもしお金でやったら、なかなか発展しなかったかもしれません。
でも凄い価値があってもうみんな今見るような情報になってる。みんなが持ってる力って凄いわけですね。その力をネットワークというのを使うと、実はうまく集められる。
もう1度申し上げますけど、その集めたのがたまたま、企業だったり、人があつまった企業だったり、県庁だったりする、事業なんです。 ですからクラウドソーシング、みんなが持ってる力をどうやって終結するかっていうのは、実は集まって会社を作るんじゃなくって、人々が持ってる、みんなが持ってる力をどうやって集約するか、その手法としてテレワーク。ですから企業にいる方々も、実はそうじゃなくて、これからの新卒の方々は家にいたいって言う人がいるかもしれない、兼業したい人がいるかもしれない。そういった方々に対して、テレワークっていう手法を与えることによって、企業としての仲間入りをしてくれるかもしれない。
来てもらわない、毎日来なくてもいいわけです。これがテレワークの手法の効果であり、結果として先ほど言ったクラウドソーシングという世の中の課題というのが解けていくのかなというふうに思います。

ふるさとテレワーク(福岡県糸島)

うちの協会は、福岡の糸島という所でふるさとテレワークというのをやっています。少し映像を流したいと思います。

(糸島の方々の映像)

何が世の中でどうも起こってるかというと、一番その大きいのは働き方そのものですね。この糸島というところは非常に移住が進んでるとこです。福岡の隣の市なんですけども、若い方々がですね、震災以降、国とか企業を、どうももう当てにならない、それから残念な事に正規雇用は半分になっている。非正規の方からすると、30から40ぐらい、50になろうとするときに、どうすればいいんだろうか、そういう時に生き方の選択として、場所とか時間に とらわれないで働くことと、それから自分のライフをうまくやっていきたい、こんなことを持ってる世代の人たちが、いっぱい出てきていて、そういう方々に対して、わたくしどもは糸島という所にコワーキングスペースを作って、そういうとこで少しクラウドソーシングを指導しますので、働いてみませんか? 移住してみませんか?みたいなことをやらせていただいてます。 糸島という非常に豊かな自然があるところです。

 

テレワークの仕事

同じように徳島のまた豊かな自然をもっていると認識しています。今何をしているかというと「ふるさとテレワーク」という国の事業で。
東京に集まっている雇用、人も集まっています。
しかし先ほど来お話ししているのは「仕事ってどこでもできるよね」ということ。東京の仕事を企業に属していってもらうというパターンもあります。もう一つ、さきほどクラウドソーシングという話をしました。企業がアウトソースした仕事、それを地方でもできます。この大きな流れを作ろうと。現実にいうともう起きていると思っていただいていいと思います。

ただまだまだクリエイティブな仕事で起きていて、一般の仕事には降りてきてないという流れは事実です。ただ、当然のように企業のマニュアルがどんどんを電子化されていきます。そうするとマニュアルと作るという仕事。また、この事業自体は西日本新聞さんと組んでいます。今の新聞で紙だけじゃないんですね。ホームページ作ったり、スマホの画面を作っていろんな仕事を流すんです。で、何の情報がほしいかというと、糸島でやっているのは子育ての情報。ライティングと言って記事を書く仕事。でこれは子育てした人じゃないと書けないんです。そういう方々を書けるように指導し、育ててて、クラウドソーシングで仕事できるようにすることを今やっています。

人を育てながら、例えば主婦で0円の収入だった方がこれで収入を得ていく。こういう形が出来てきます。ですから、みなさんの生活がどんどんスマホになってテキストベースでどんどんデータが見れます。

さきほどのクラウドソーシングの例でいうと、みなさんよくスマホで商品を選んでいます。写真があって記事があって「これはいいよね」って。あれ誰が書いてるかですよね。あれはだいたいネットで仕事をして書いているんです。企業さんによっては人を集めています。でもそんなんじゃなくて、写真があって、それを着たことがあれば誰でも記事は書けるわけです。ただその記事もワンポイント、きれいな記事になっていないといけない。そういうライティングというのは、情報がデジタル化されつつある、見える化されつつある社会ではどんどんと仕事としてあるという流れがあります。

糸島のサテライトオフィスとコワーキングスペース

糸島でこういうコワーキングスペースを作っています。みんなが集える場所と、雇用型の方々、どうしてもセキュリティがうるさいので閉じられた空間にしていて、こちら側(サテライトオフィス)はキャノンさんとか富士ゼロックスさんとか来ていただいて1週間とか仕事をしていただいています。

一方こちら(コワーキングスペース)側はママさんとか地元の移住してきた方が集う場所です。

何が一番大きいかというと、Wi-Fiです。本当にWi-Fiだけでもいいかもしれない。
ここでコーヒーも沸かすので、コーヒーの香りがする。ですからスタバはいらないんですね。スタバが来たらいいってことじゃないんです。この前武雄市の図書館でTSUTAYAの問題がありましたけれども、Wi-Fiが使えて、ここは移住の方がカフェをやりたいって方がいて1週間に1度300円で出してくれるって場所を作っています。

今までも個人の力っていうのは企業に入らないとなかなか自己実現や社会に対していろなことが実現できなかった。ですけど、実はそういった方々がたくさんいてこういうスペースがあってお仕事ができるようになっている環境、こういったものを組み合わせていくと今まで働けなかったけど、働けなかった方、自己実現できなかった方がいろいろできるようになるのかなと。こんな環境が整っている場所としてご紹介しました。

兼業…

これは実は美波町のあわえの社長さんがよく講演でだしているものなんですけれども、「半IT」「半…」要するにITってどこでもできるので、ちょっと技術をもってればどこでも仕事ができる。僕からすればこれは「兼業」だと思っています。兼業農家は都市近郊で起きました。おそらくみなさんは手段としてテレワークをすると副業でいろんなことができます。

自分の仕事ももちろんやりますし、ITを使って仕事もする。ITを使って仕事をするので、さきほど言ったように漁師をやってもいい。半分漁業をやってもいい。半分サーファーをやってもいい。実はこれを東京の人にいうと「東京から人がいなくなっちゃうよ」というんですが、実は東京には演劇があるんですね。演劇が見たい人は東京にいないといけない。デパート大好きな人はやっぱり東京にいないといけない。デパート好きは東京にいればいい、自然が好きな人は帰ればいい。こういう自分の夢をもう一度見るためにテレワークというのを考えてみる。手段として何か自分ができるんじゃないか、企業に属している人がいるかもしれないが、自分の能力をもう一度見直すこともできるんじゃないのかなと思っています。

テレワーク導入のプロセス

テレワークの導入のプロセスということで2つお話をします。テレワークをするために在宅勤務を主にお話をします。

ひとつは「制度をどうしますか」という問題です。ルールです。もう一つは「機器をどうしますか?」という問題です。

その時一番重要なのは「導入を検討する」「現状把握」。一番大事なのでは「プロジェクトチーム」です。よくあるのは人事の方が一生懸命考えるんですね、これ失敗します。

人事の方いたら申し訳ないですが、人事の方が意見を吸い上げてやりますっていうのは絶対に失敗します。

この現状把握については、その企業さんにとっての一番の収入源。例えば営業さんなら営業の方の現状把握。営業の方何をしてほしいのか。実は営業の方に在宅勤務というのは無いです。うそです。営業の方もiPadにしてもらって直行直帰できるんです。在宅勤務はしなくていいんです。もしかして介護になったら在宅勤務できる能力があるのはいいんです。

営業の方に在宅勤務とはいっていません。モバイルワークでいいんです。モバイルワークをすることによって早く帰れる。もしかしたら朝の時間ができる。直出直帰できる。そういうことも含めて会社の今の業態、状態の分析をきちっとしてほしい。みなさんが何をしてほしいか。それをもう一度きれいに分解してください。これが一つ大きいです。これがプロジェクトです。人事の方が中心になってもいいです。ただ横断的にいろんな方々でてくる。ルールの時に一番重要になります。何かというと、4つの柱を作りましたが、ITとかいろいろあります。業務のところでいうと、「意識の共有」。ここで失敗したらダメです。何かというと「育児のためにやります」。男性社員が「ふーん」ってそっぽ向きますね。昔一生懸命やってきた共働きの人からしたら、僕たちもそうですけど、「ふーん」てなります。

意識をどうやって共有するかというと、誰でもできるようにする。ルールの中では、みなさんが何らかの形でメリットがあるような形にする。介護は必ず必要になってくるわけです。こういうことも含めて意識をきちっと共有しないといけません。おそらく中小企業の中で5~10人の人が、ある人が在宅勤務するというと「あの人の家庭はこうだよね」と非常に納得します。「あの人の持っている技術はこうだから」「その人は欠くべからずの人だから自宅でもいいよね」と割合に普通にできます。

ところが、15~20人規模になると不公平感がでてきます。「なんであのひとだけ」と。こうなると電話連絡とか後工程、前工程含めて必ず失敗します。

意識を一緒にする。育児だけとかじゃないです。介護はみなさん言葉として結構ききます。かならずやってきますよということでですね。意識を共有する。

それとモバイルの延長線上に在宅勤務がある。モバイルと在宅勤務を切らない方がいいです。モバイルは、特に経営者の方は、生産性が上がります。在宅は首をかしげても、モバイルは比較的わかりやすいです。さきほどの営業の例でいうと、直出直帰で残業代が減ります。

その仕組みはそのまま在宅勤務で使えます。その垣根をなくして「目標を明確にする」「仕事を見直す」「意識の共有」。ここらで一つ大きなステップがあるかなと思います。

労務管理

労務管理の中で一つだけ触れさせてください。テレワークって先ほど手段と申し上げました。企業の方々、勤めてらっしゃる方々は基本的に労働という形で、まあ経営者の方もいらっしゃかもしれませんが、基本的に労働の法律に縛られています。これはテレワーク、在宅勤務、モバイクワークも含めてまったく同じ法律が適用されます。

ただこういう中で、例えばこの後、就業規則を作りなさいととかいろいろありますけれども、勤務の時間をどうしますか?これが非常に大きくなってきます。会社に9時から6時まで同じように在宅においてするのかどうか。まず就業規則を変えないと基本的にそうなんですね。就業規則に書いてありますから、9時から6時までと。で、9時から6時まで仕事をします。通勤時間もないしいいんですけど。本当にやらなきゃいけないとき、例えば介護。僕は義理の父母が老老介護なので在宅勤務をしました。実はまあ痴ほうにはなっていないのでお父さんがちょっと辛いので、ごはん作ってトイレがいけるので数分だけなので問題ないんですが送り迎えの車がくる、10分20分、その30分くらいをどうしますかということだったんです。そういう意味もふくめてこれから育児、介護をしていくために、この労働時間という考え方を少し柔軟にする必要があるかもしれません。

具体的にいいますと、例えばフレックスタイムを入れるような形。一日で働く時間を決める。1か月の労働時間を決める。これは労使で決められますからこれを決めてもらう。そうすとある程度柔軟な形で働くことができます。

これはテレワークではないんです。より効果を持たせるために決めてやる。こういうような流れがあるのかなと思っています。

事例

確かに育児っていう時もよくあるのが、事例としてあったのが、ある役員の方が、朝仕事。会社に行かなくていい日なので。朝支度をして6時から7時までちょっと仕事をして、1時間朝ご飯を作って、その日は学校の安全指導で旗をふらないといけない日だった。これが今までであれば休みをとるしかないですね。半日年休ですね、旗を振る30分のために。朝ちょっと仕事をして旗振りをしてそれからまた仕事をします。午後はその日授業参観も入れました。まあいろんなパターンがあります。フレックス制度を入れる。また裁量労働という制度があります。テレワークを実際に入れているところで、通常の時間でやっている企業がこれくらい(グラフ指さし)あります。フレックスが以外に多いなと思っています。

裁量労働制、これはみなし労働。制度をちょっと柔軟にするとテレワークが倍増します。ですので、社会保険労務士の方がいらっしゃいます。こういう方に「こういう条件でやりたい」今度は労使の話になってきますので、そういう中で時間にしばられないといいつつ、時間にしばられちゃっている労働制にしているとなかなか柔軟にはいかない。こうのが事例としてあると思います。

テレワーク規定

これはうちのテレワークの勤務規定です。つくらなきゃいけないってことはないです。ないんですが、はっきりさせる目的とか定義とかどうやって申請しますかとか。非常にシンプルにできます。何かというと、時間は元々の時間に合わせます。変更があった場合はそれを許可するぐらいの感じで書いてます。いつやるよっていうのは事前に言わないといけないというのが書いています。これはルールとして必ず決めておかないと「今日やります」「お前昨日飲んでただろ」ということになるのでダメです。ただこの事前というのは「勤務日を設定し、出勤簿および行動予定表」行動予定表っていうのは要するにスケジューラなんですね。スケジューラはみなさんネットで共有してますから、スケジュールに入れておいて、みんなが1週間の予定を見れますからこの程度で今週はやりますっていう形。まあ企業さんによっては上司に「こういうことやっていいですか」やりとりするところもあります。

企業からすると、テレワークは最終的にミーティングとかできるんですけれど、どうしても対面しないといけないという場合があります。そういう意味では「勤務優先日」。例えばこんな日を設定しておくと必ず来てねということになる。 じゃあどういう風にしますかというとこの程度です。「今から開始します」「何時何分開始します」「場所はここです」こんな程度です。

これは僕が具体的にやったことで(スライド差し)、僕は管理職で企業に属していて出向しているので、裁量労働です。この時間でやります(6:30~15:30)この時間が普通家を出る時間なんですね。その時間に仕事を始めます。何にも問題なく始めて15時半くらいにおわります。自宅でやって、こんな仕事しましたと。何回くらいやりましたと。まあ、これは報告ですけど、前の時はこの「了」がない感じです。

おもしろいことに在宅勤務をするとかえって仕事が見える化されるということがあります。朝来て「おはよう」って言って忙しく働いて帰り「さよなら」って何をしたかは実はみなさんわかってなかったりするんですね。実はこうやって見える化するとよくわかってお互いの仕事が見えてくるという効果も実はあります。

ツール

あとはテレワークをいれるいろんなツールというところです。大きく分けて、会社のパソコンを扱いますかっていう問題。画面を転送する方式がいくつかあります。ここはファイヤーウォールというセキュリティが保たれる仕組みがありますので、こういったものを導入する。もう一つはコミュニケーションということでできればこのふたつはあった方がいいです。

こちらはみなさん自宅のパソコンで問題ないんですね。さきほど言ったリモートデスクトップでは問題ないです。

このコミュニケーションツール、ぼくらの場合はiPadを使っています。iPad使うとどういったことが起きるかというと会議もiPad上で会議を動かしとくんですね。で、仕事はこっちでしてるんですね。この端末で全部しようとするとすごく難しいです。会議集中しないといけないので無駄なんです。会議は実は聞き流しながらでいいので。コミュニケーションもここ(PC)上で呼び出すんじゃなくて、ここ(iPad)でコミュニケーションツールを動かせる、もっといえば携帯電話でいいんですけど、iPadでSkypeなどちょっとした会議が呼び出せる。こういったものが、2本立てでやるのが割合と心理的負担がないです。

一台でこれをやろうとすると非常にめんどくさくなる。ぜひそういうのを推奨したいと思います。

ツールの具体例

具体的に何を使っているのかを調査しました。在宅で利用しているには基本的にメール。推奨するしないは別としてファイル共有の「dropbox」。無料で一応セキュリティは保たれていると思っていいと。かなりの数がいらっしゃいます。「dropbox」のいいところは会社の外の方々とのファイルのやり取りができる。ところが大企業はまずこのシステムは使わせないです。ネットワーク上で制限をしています。

そのかわりに有料ですが、ファイル共有のシステムは持っています。中小企業の方でそこまで求めるのはなかなか難しいと思います。もちろんクライアントがそのシステムをつかっていればファイル転送するのもよいでしょう。現実的は「dropbox」等になるのかなと。実はあまりそんなに難しいシステムは使っていない。現状としてはあります。我々の業界にはNECさんとか富士通さんとか、昔はそういう機器を売るために入っていたんですけど、今はそんなに機器なんて考えていない時代になっているのでご安心をして。むしろネット上の無料のソフトを組み合わせながら使っていただくのが現実的なのかなと思っています。

テレワーク相談センター

「じゃあ本当にできるの?」ということころですが、我々は厚生労働省様から委託をされて、テレワークに関して導入をされたい企業様、自治体の方々からご相談を受けられるようになっています。テレワーク相談センターというのが御茶ノ水にございます。電話をいただければ無料の相談、必要であれば社労士の相談も受けられます。また、場合によっては人を派遣するというのも可能ですので、何か迷われたらこういうところに電話していただければ。

また、こういう普及・促進ということで場があるのであればお誘いいただければお話に行きたいと思います。

助成金

あと、助成金というのも。今年度はもう終わって、来年度も、僕の口からいうのはダメなんですけど、予算上は取ってあります。あるっていうことですね。

中小企業の方が在宅勤務する際に、最大150万円の補助金を出しますという制度になっています。ただ、年度で区切るので、各年度の12月までに申請しないといけないとか結構申請の仕方というのは、どうしても行政のものなので多少テクニックがいります。この相談も実は同じ番号で受けています。

ですので、テレワークを導入したいなっていうことであればまずご相談していただいて、「ちょっとお金がなあ」というところでこれを使っていただければと思います。これちょっと使い勝手悪いなというのもあるのでちょっとずつ厚生労働省も変えようということで取り組んでいます。

徳島のこと

いろんな形で今までお話ししたことを含めて、「テレワークというのは効果があるのか」「労務管理が難しいんじゃないか」とかいろいろ書かさせてもらいました。(スライド)長丁場になりましたけどテレワークというのが何かということを、テレワークの導入プロセス、こういうものをお話しさせていただきました。

最後にやっぱりこれだけ。徳島県てどうなんだろうということだけ触れさせてください。女性の活躍ということにはM字カーブというのがあります。女性の就業率が落ちる年代というのがあります。20代~30代、日本全体が落ちるっていうのがあります。これがヨーロッパなんかだと普通の円にこうなっててこういう国というのは、言い方を間違えてはいけませんけど、出生率が高くなっています。女性が働くことによって安定感が出ている。出生率が上がっている。うちも共働きで3人がんばっています。がんばっているというか普通にやっています。

そういう意味でいくと、徳島っていうのは、ここの(M字カーブの底を差し)カーブが少し緩くなっています。女性進出、実は少しがんばっている県であるというのは事実であります。

でそれを示したのが、女性の管理職比率です。徳島っていうのは管理職比率が割合高いですね。それからM字カーブの深さも緩やかになっています。実はそういうところの県であるということを自信をもっていただきたいと思っています。

あと、起業する方っていうのが、チャレンジャーが多いと。女性の働き方の中でクラウドソーシングの受注者になる方というのはどういう状態になるかというと、例えば主婦の方が仕事を始めます。税制上の問題もあってやがて起業するということが一つのゴール地点になります。そういうことも含めて起業するサポートが充実しているのかなと認識をしています。まわりにもしかしたらそういった方がいらっしゃる方々がネットワークを作るということがあるのかなと思っています。

これは2年前にしたときに実はこういった県ですよとした内容です。通勤時間や通勤時間があと2分減少すれば全国1位。通勤とか通学というのはあまり徳島の方は問題視してないんですね。比率的にしていないということです。

あと育児時間はあと1分多くなると全国一位。まあほんとにドングリの背比べなんですけど。まあ高い位置にあると。

一方で一つ大きいと思っているのは、ジャストシステムを含めて四国の中でITをやったり日亜化学さんとか割とそういうような地礎を持っている方がいらっしゃるという風に思っています。そういう方がネットワークを作って。雇用されている方々とそういうネットワークを作るのもあります。主婦の方々がネットワークを作るのもあります。割とそういう地礎があるのが徳島なのかなと思っています。

最後に

これは僕の人生なので、少しだけ。
「自分は兼業社員」だと思っています。学生結婚をしてしまったので、「共働き家庭研究会」というのを旭化成さんとそういう家を建てましょうをいうのを昔やりました。

元々NTTに努めていたので「フリーダイヤル」とか「携帯電話」とか。僕が課長ではじめていったら周りがどんどん結婚しはじめてご祝儀が大変だったので「ブライダル・ボス」と。で、今つとめている女性の方々も企業の中では高いと僕としては思っています。ですから、みなさんも今日は来ていただいていろんなことを知っていただいたと思います。最後こういったことをやるのは人だと思っています。みなさんが認識していただくとともに、人にどうやって伝えていただくか。今日はいくつか数字をだささせていただいています。そういった数字とか資料とか、説得していただいたり。世の中自体がそうなってきている流れ自体をみなさん感じていただいてさらに活躍をしていただければなと思います。

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